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慢性中耳炎
慢性中耳炎は
鼓膜損傷
、
急性中耳炎
、
滲出性中耳炎
などが治癒しきっていない場合に起こる可能性がある病気です。
慢性中耳炎は大きく「
真珠腫性中耳炎
」と「慢性単純性中耳炎」の2つに分かれます。
このページでは主に、「慢性単純性中耳炎」について解説します。
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慢性単純性中耳炎とは?
鼓膜の大部分に穿孔ができる中耳炎です。
鼓膜に穴があいているので、音の振動に障害が出ます。
そのため、難聴の症状が出るようになります。
また、穿孔から細菌が入ると耳から膿が出るようになります。
この症状は繰り返し起こります。
慢性中耳炎の原因
慢性単純性中耳炎の場合には鼓膜穿孔がありますから、外耳道から中耳道に細菌が入りやすい状態にあります。そのため、症状が繰り返して出るのが特徴です。
穴があいたままなのは、抗生物質がまだなかった時代の不十分な治療に起因している場合も多いのです。
患者さんの中には40代・50代になるまで穴があいていることに気がつかず、耳だれや難聴の症状が出るようになって病院を受診、そして慢性中耳炎を発症しているというケースもしばしば見られます。
慢性中耳炎の症状
・耳だれ (緑膿菌、黄色ブドウ球菌、プロテウス属の菌などが入ってくるため)
・難聴
・めまい
※慢性中耳炎は症状が出たり緩解したりといった状態を繰り返します。その間に内耳や耳小骨に異常が出ることもあり、「混同性難聴」を発症することもあります。
慢性中耳炎の治療法
・抗生物質の投与
・耳の洗浄
・耳の消毒
慢性中耳炎の場合はまず耳だれを止めることから始めますので、清潔さを保つことが重要視されます。
そして状況を見て手術を行う場合もあります。
慢性中耳炎の手術について
慢性中耳炎で手術を行う目的は聴力を守ることと、繰り返し起こる耳だれを改善することにあります。
もし鼓膜に穴があいているだけで他に問題がない場合は簡単な手術で終わります。
慢性中耳炎の注意事項
前述したとおり、鼓膜穿孔に気づいていないケースもありますので、難聴や耳だれがあるようでしたら速やかに病院を受診しましょう。
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